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Posted by ミリタリーブログ

英国の伝統

DATE:2010年04月24日


Fun Shooting Vol.12が発売になりました!今回の特集の一つに英国のマズルローディング銃があります。
カートリッジ、センターファイアーが誕生するまでの前装銃たち。火薬を詰めて、弾を込めて...という操作は煩わしさでなく銃を撃つタメの儀式なのです。
上の写真は今回訪れたピートのコレクションの中で一番新しい(年代の遅い)銃だという、英国バーミンガム製の22口径リムファイアーライフル。

これらでクレー射撃をすると今の銃と何ら代わらずに楽しめうことがわかる。というよりも優雅で楽しいのだ!
不発も殆どない。と、今回射撃に使ったのはパーカッション銃だ。パーカッションは気軽に楽しめる銃だ。

この時代の銃は作りも丁寧で美しい。バレルにはダマスカスが使われる。何本もの鉄の細い棒を結っていってそれを叩いてひとつの筒、バレルに仕上げて行く。いまでは全く作られなくなった。その中でもこの写真の銃を見たときは霜降り牛を思い出した。

ということで、英国の前装銃の華麗なる世界を是非ファンシューティング誌を手にとって味わっていただきたい!  


Posted by Biogon21  Comments(0)  Fun Shooting

英国スナイパーライフル

DATE:2009年08月11日


第一次大戦から第二次大戦にかけて英国の各銃メーカーは戦争のために軍に納入する武器を製造した。ここHolland&Hollandの作るエンフィールドは非常に精度が高くスナイパーライフルとして製造され現在でもH&Hのエンフィールドは高値がつくほどだ。

元々エンフィールドは精度が高く、ここフランスでも好んでエンフィールドを使って競技に出るシューターがいるほどだ。このH&Hは高嶺の花だが...

H&Hと言えば前回紹介したニトロエクスプレスを開発したブランドである。現在では700ニトロエクスプレスが最大のライフルとして君臨している。受注生産のため発注するまでそのライフルを見ることは無かったが最近顧客の要望によりデモガンとして1挺完成したのがこれだ。

サイドバイサイド、水平二連銃の大口径ライフルは男の浪漫でありあこがれだ。ビッグハンティングを裏付けるスコープ付はなかなかの迫力だ。

H&Hの顧客にあわせて専用射撃場は空港のすぐ横でヘリポートを備えている。つまり自家用機あるいは自家ヘリコプターで来る顧客が多いと言うことだ。その射撃場のチーフインストラクターから手ほどきをしていただいた。
その前にエイミングの確認。丘を削って鉄板を張りそこはペイントが塗られそれを撃つことで散弾銃の弾の広がりやエイミングの癖などを判断できるというわけだ。そこで散弾の弾道を見た後近づいて10m程からこの壁を撃つ。すると散弾銃が突然危険な武器になることも再確認できるというやり方はなかなか引き締められる思いがして刺激的だった。

ということで名門Holland&Hollandの訪問記は現在好評発売中のファンシューティングVol.09をご覧ください!  


Posted by Biogon21  Comments(0)  Fun Shooting


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