ドイツ製カラシニコフ
DATE:2009年08月30日

22口径のカラシニコフだ。注文したマガジンが届かないので今ひとつトレーニングに身が入らない。
10初撃って弾込めをまたやっているうちに集中力は薄れていく。
緊張した中でマグチェンジとか連続して撃ちたいのだ!
とは言え、快調に作動してくれるのでマガジンさえ揃えば射撃に集中できそうだ。

リコイルはもちろん比べものにならないほど少ないけど重量もほぼ同じで取り回しの練習にはとても良いですね。
ながモノで如何に無駄なく動くか...勉強になります。

それと楽しみはカスタム!リコイルもないのでエアガンパーツなんかも多用できそうでじっくりと遊べそうです!
実射レポートは今発売中のアームズマガジンにて!
英国スナイパーライフル
DATE:2009年08月11日

第一次大戦から第二次大戦にかけて英国の各銃メーカーは戦争のために軍に納入する武器を製造した。ここHolland&Hollandの作るエンフィールドは非常に精度が高くスナイパーライフルとして製造され現在でもH&Hのエンフィールドは高値がつくほどだ。

元々エンフィールドは精度が高く、ここフランスでも好んでエンフィールドを使って競技に出るシューターがいるほどだ。このH&Hは高嶺の花だが...

H&Hと言えば前回紹介したニトロエクスプレスを開発したブランドである。現在では700ニトロエクスプレスが最大のライフルとして君臨している。受注生産のため発注するまでそのライフルを見ることは無かったが最近顧客の要望によりデモガンとして1挺完成したのがこれだ。

サイドバイサイド、水平二連銃の大口径ライフルは男の浪漫でありあこがれだ。ビッグハンティングを裏付けるスコープ付はなかなかの迫力だ。

H&Hの顧客にあわせて専用射撃場は空港のすぐ横でヘリポートを備えている。つまり自家用機あるいは自家ヘリコプターで来る顧客が多いと言うことだ。その射撃場のチーフインストラクターから手ほどきをしていただいた。
その前にエイミングの確認。丘を削って鉄板を張りそこはペイントが塗られそれを撃つことで散弾銃の弾の広がりやエイミングの癖などを判断できるというわけだ。そこで散弾の弾道を見た後近づいて10m程からこの壁を撃つ。すると散弾銃が突然危険な武器になることも再確認できるというやり方はなかなか引き締められる思いがして刺激的だった。
ということで名門Holland&Hollandの訪問記は現在好評発売中のファンシューティングVol.09をご覧ください!
英国のマウザーC96〜Westley Richards
DATE:2009年08月10日

第一次大戦前後にイギリス軍はドイツのマウザーC96を採用していた。ライセンスで生産していたのはバーミンガムに本拠地を置くウェストリー・リチャーズ(WR)だ。ざんねんながら実銃のコレクションは同社も保有していないが、当時の取扱説明書はコレクションしてショールームに飾ってあった。

WRといえばバーミンガムガンメーカーの唯一の生き残りでもあり現在ではビッグハンティング用のダブルライフル、ボルトアクションライフルの注文をこなすのにフル稼働中。バレルを調整中のダブルライフルを同社工場のレンジで試射した。弾は600ニトロエクスプレス。アンチマテリアル用のライフルの50口径もびっくりの60口径である。革製の分厚いパッドを肩に当てて撃ったが撃った瞬間に目の前には無数の補遺が見えた。そして呼吸困難が襲ってきた。過去に何度かミリタリー仕様の50口径ライフルは撃ってはいるがこれにはマズルブレーキなどがある。またバイポッドを立ててプローンで撃つのでリコイルはほとんど感じない。撃った後の巻き上がる埃で呼吸こんなになることはあってもだ。このダブルライフルは違う。マズルブレーキなどついていない伝統の水平二連銃。重量があるように作ってあってもダイレクトなリコイルは殴られたような勢いだ。

さて、イングランドのメインの狩猟は鳩撃ちだ。20ゲージ、あるいは12ゲージで狙う。今回初めて本格的にクレーを体験した。
フロントにしかないサイト、宙を舞うターゲット。全くの初心者だ。インストラクターはそのその私の緊張と連射する質問に一言「まあ撃ってみなさい」正面からまっすぐ自分から遠ざかるように飛んでいくクレー。放物線の頂上で一瞬止まったようになるそれを撃てと。
撃つ。当たる。「理屈じゃない。あたったろ?」なのだ。そこから基本を学んでいく。当たらなければなぜいけないか適切に教えてくれる。まあ基本はタクティカルとほぼ一緒なのに若干の驚きがある。クレーだからと言って特別なわけではないのだ...

特殊と言えばこの真上に撃つことくらいだろうか?これはあまり体験しなかったモノだ。
ホンモノの池を前にして対岸から放たれたクレーは頭上をかすめていくコース。水鳥が飛んでいくという設定。ほぼ真上でクレーは炸裂するのでクレーの雨が降る。これは愛犬思いのシューター呼ばれる。獲物をイヌが探しに行かなくてすむからだ。
と言うことで、名門WRの貴重なコレクションやファクトリーそして英国式射撃術これをたっぷりとファンシューティングでご覧いただきたい。最新号のVol.09では英国特集第一弾としてたっぷりと紹介している。是非手にとってご覧ください。
最新スナイパーライフル
DATE:2009年08月08日

スイスのブルッガー&トーメから発表された300ウィスパーを使用する特殊用途のサイレントスナイパーライフル。
バレル全体を覆うサプレッサーとこの弾薬のおかげでほとんど発射時にはメカノイズしか聞こえない静寂さ。
弾頭が重くサブソニック弾。銃自体もコンパクトで折りたたんで鞄に入るコンパクトさ。
どんな用途に使われていくかちょっと楽しみの銃である。

B&Tと言えばAPR スナイパーシステム。通常の308や338などを使うライフルだ。
フランスのPGMの改良品と言って良いだろう。ただでさえ高い評価のPGMをさらに鍛え上げたB&T製ライフルだ!

ヨーロッパ市場を開拓しようと初めてヨーロッパを訪れたDSA。FALを再生産して現代風にアレンジしているメーカーで私の FALにもパーツをいくつか使っている。

国民全員が軍人。と言うスイスで行われたイベントは射撃場で、各メーカーの持ち込んだ銃を好きなだけ撃ちまくれるという楽しいイベントだ!詳しくは現在発売されているアームズマガジンをご覧ください!!
パリエアショー
DATE:2009年08月07日

2年に1度の空の祭典パリエアショー。今年は最新戦闘機の発表もなく今ひとつ盛り上がりに欠けた感があった。
しかし既存の戦闘機はその売り上げを伸ばそうと元気に空を舞ったのでした。

フランス海軍、空軍共に採用しているダッソーのラファール。

最も派手なフライトを見せてくれた。

対抗するヨーロッパ各国で採用されるユーロファイタータイフーン。あっさりとした期待のデザインながら派手なアフターバーナーでファンを喜ばす。

現時点では最も先進的なレーダーを装着しているらしい。

フランスがNATOが脱退して以来アメリカ軍の駐屯を拒否してきた。おかげでここフランスでアメリカ軍を見られるのはなかなか新鮮だ。なんと言っても空軍のABUがかっこよかったな〜
F-18のフライトもあったが今ひとつ重い感じ。そのぶんF-16の軽快な飛行に魅了された。我が国のF-2に興味津々!
さて詳しくはJ-Wing最新号にて!!
Extrema Ratio特殊部隊のナイフ〜その3〜
DATE:2009年08月06日

フランス国家警察タクティカル部門をトレーニングする部隊のトップ。その彼らにナイフテクニックを披露してもらった。
これが今発売のアームズマガジンで紹介されている。

日本ではナイフでの犯罪が多いらしく厳しい状況のようで、この日沢山のテクニックを見せてもらったが紙面で紹介できないのが残念だ。
日本ではどうしてもディフェンスのある一部しか紹介できないのが現状だ。

Extrema Ratioという特殊部隊に特化したナイフにあわせて、CQBで銃とナイフを併用するテクニックなど必見ではある。

この記事の取材の後実はまた彼らを訪れている。そこではこれらのナイフを使ってさらなるテクニックを披露してくれた。スナイパーによるナイフテクニックだ。それはまたの機会にお見せすることができるであろう。その時を楽しみにしていて欲しい。