英国の伝統
DATE:2010年04月24日

Fun Shooting Vol.12が発売になりました!今回の特集の一つに英国のマズルローディング銃があります。
カートリッジ、センターファイアーが誕生するまでの前装銃たち。火薬を詰めて、弾を込めて...という操作は煩わしさでなく銃を撃つタメの儀式なのです。
上の写真は今回訪れたピートのコレクションの中で一番新しい(年代の遅い)銃だという、英国バーミンガム製の22口径リムファイアーライフル。

これらでクレー射撃をすると今の銃と何ら代わらずに楽しめうことがわかる。というよりも優雅で楽しいのだ!
不発も殆どない。と、今回射撃に使ったのはパーカッション銃だ。パーカッションは気軽に楽しめる銃だ。

この時代の銃は作りも丁寧で美しい。バレルにはダマスカスが使われる。何本もの鉄の細い棒を結っていってそれを叩いてひとつの筒、バレルに仕上げて行く。いまでは全く作られなくなった。その中でもこの写真の銃を見たときは霜降り牛を思い出した。
ということで、英国の前装銃の華麗なる世界を是非ファンシューティング誌を手にとって味わっていただきたい!

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