ハイキャパカスタム
DATE:2009年03月31日
先日アップしたクレランス・レイのプロデュースするパーツを入手したので早速ハイキャパに組んでみた。
これが、カスタムのなれの果て。あそこを調整すればこっちが壊れ、そこを治すとこっちが調子が悪くなる。というカスタムにありがちな悪循環から暫く離れていたガスガン。アルミスライドと、フレームはフィッティングしてガタ無くスムーズ。これをカスタムにしていったのだ。PDI製のパーツを組んで快調だったはずのこのハイキャパ。つまらぬところが壊れた...
ここだ。グリップを固定するネジの穴。ここがかけて固定できなくなった。そのためハンマーを起こすとメインスプリングの力でグリップがフレームから離れる。グリップセフティーがメインスプリングハウジングのロックを離れて宙ぶらりんに。決して安いパーツでない上にフィッティングをしたパーツ。その調整が終わってこれからと言うときでがっかりだ。もう少し素材を考えて欲しい。元々フィッティングを行っていたときやばいかな?と思ってはいたが...銃刀法が厳しい日本では少しでも強いパーツだと叩かれるのかもしれないがこういった力のかかるところは別パーツにでもするべきだろう。
さて、組み込んだパーツだ。このローディングノズルの長さを徹底的に突き詰めた設計でフィーディングジャムなどが極力起きないようになっている。その上、実銃と逆に撃っていくと冷却されていくガスガン。素材を見極め-25度でも割れない素材なのだ。
ハウジングはCNCカッティング。これは精度と言うより軽量化した上に強度を増すというモノ。オリジナルに比べ1/4以下の軽さになる。これはスライドの動きに大きく影響が出るだろう。
バッファー。強度を追求したモノでやわらかすぎず、硬すぎず。これで各パーツのリコイル時のショックからくる衝撃の緩和とリコイル自体の緩和にも役に立つ。1パック3枚で3枚全部使うとスライドストップがかからなくなるがスライドが最低限しか下がらないため素早い作動になり連射に影響が出る。
ファイバーのフロントサイト。ファイバーはアメリカ製と言っているがドーソンの赤が私の好みだ。これでは径が大きすぎると私は思う。しかしサイトの形状適度な角度などから見やすい。反射防止用のセレーションも有効だ。真剣に作られているのがわかる。
どれもIPSCのトップシューターの考案したパーツで月に何千、何万発撃つ彼らに対応した耐久性と勝つための精度が生かされたパーツだ。これだけ組んだので後はそれに見合ったテクニックが必要になってくるがこればかりはいくらお金をかけても手に入らない...(^^;
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おはようございます
私のお兄さんにあたる(笑)hicapaリムキャットRaceカスタムを久方振りに拝見出来て嬉しいです。
でも、肝心なフレームが・・・!?
('◇')
やはり、アルミ製品フレームは酷使に耐える素材では無いのでしょうかね?
でもBERETTAのフレームなんかは確かアルミだったような・・・
Biogon21さんがおっしゃられるように、決して安い物では無いので、メーカーさんには、こんな事例を参考にして製品改良にキッチリ反映していただきたいものですよね。
フロントサイト、リコイルバッファ、グッドですね!
正に、戦い抜かれたフィールドからのフィードバック機能品だと思います。
実は私の、「弟リムキャット」にも衝撃緩和目的で手製のラバーシート切り抜き即席リコイルバッファ(笑)を装着済みです・・・
HI-CAPAは日本の誇る?類い稀なハイパワーウエポンですものね・・・
実はこのフレームは日本の自由美術のものです。
アルミではなくダイキャストですね。
もろいんです。
クレランスの銃を見せてもらったのですが凄いんですよ。やはり一丁オーダーしてみようかなと画策中。でも実銃買えそうな値段なんで....
今抱えてる問題は、30%程の割合でスライドが撃つと浮いちゃう。柔らかいイジェクションホールのある右側なんですが。おそらくバレルとスライドのロック用の接点のかみ合いがきついんだと思います。ここをきちんとすりあわせてやればいいかと....
クレランスに言わせるとWAの時代は終わったそうです。フレームにスライドと外観は全部変えちゃうわけですからリアルな仕上がりとかいらないわけで...