M14 ライフル
DATE:2009年09月06日
久しぶりにM14を撃った。M14と言えばベトナムでしか撃ったことがなかった。
10月にグランプリ・ド・フランスというマッチがあり、ピストルとライフルによって軍の射撃場で民間人とで射撃の腕を競い合う。
誘いがあってこれにエントリーすることになった。
で、どんなモノでどんな射撃をするのか前回の覇者、エリック氏に教えを請うた。しかし射撃のチャンピオンにはエリックという名が多い。
ピストルは25m、ライフルは300mで争われる。それぞれ規定の時間内に規定の数だけ発射する。その命中精度で得点が争われる。そして民間でトップ10,軍人でトップ10がフランス軍の正式採用のFA-MASによって優勝を争うという仕組みらしい。
使用できる銃はデューティーガン。ピストルで言えば口径が9mm/45ACP/7.65mm/38Specialに限られサイトはフィクスドサイトのみ。調整式は許されていない。パイソンで出ようと思ったがそれはかなわなかった。
ライフルはセミオートライフルでフローティングバレルは不可!ブレイザーも、OA15もだめじゃないか!?そこで出番のFALがある!!
出場者の多くがAR-15、M14、M1だという。ここはフランス。是非ヨーロッパの銃で楽しみたい。FALが活躍できる日がここで来るとは!でエリック氏は今回のために程度の良いM14を購入。昨晩試射をしたのだ。屋内の50mレンジだが立射で9点10点しか出さない。え?私?撃った瞬間に外れたと感じた。的にかすってもいない(^^;
いつもドットサイトなどになれてとこういう事になるのだ!良い経験になった!基本に戻ってアイアンサイト!バイポッドやフォアグリップなど無いスタンダードな状態での射撃を訓練するとしよう!
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軍の人との触れ合いや憩いの場にもなるでしょうし、往々にして民間人の方がミリタリーやLE(法執行機関)よりも射撃の腕前優れている場合もありますからね。
あとM14!これもまたウッドストックが渋さを出していますね~。若い人がもしセミオートライフルを買うのだとすればAR等が人気がありそうなのにあえてこれをチョイスするのも凄いですね~。
あと余談ですが、M14本体が写ってる写真の背景に穴だらけの人のイラストが描かれたマンターゲットがありますが、あのターゲットは本来シューティングマッチでは使えないはず・・・。一体誰が撃ったものでしょうか・・・?
AR系が人気なのはアメリカだけでヨーロッパではあまりいません。それだけ売れてないのでパーツなども入手が困難です。このあたりはわたしが苦労してますので...銃砲店に行ってAR系を在庫してるところはめったにありません。
M1ガーランドなどは第二次大戦、ヨーロッパが舞台だったこともありかなりの数がヨーロッパにあり、また今でも人気が高いです。その発展形というところでM14も人気があるのでしょう。もちろん、射撃では7.62mmの方が安定しちるというのもありますけどね。また、競技のレギュレーションが古いためサービスライフルというカテゴリーではフローティングバレルは不可の場合が多いのもあります。
ターゲットですが人型は禁止です。人型を撃つのは警察、軍関係です。ほとんどの射撃場が時々、警察や軍の射撃練習に使われるために置いてあったのを借りて撮影しました。